血糖値を下げるキウイ

キウイはビタミン豊富

血糖値を下げる効果のある食品として、キウイがあります。キウイの成分について見ていくと、まずはビタミンが豊富です。特にビタミンCとEが含まれており、どちらも体の酸化を防ぐ効果を持っています。人間の病気が起こる原因はいろいろありますが、1つに老化があります。年をとるほど病気にかかりやすくなるのを見れば納得できます。

また、老化は何も年寄りにだけ起こるものではなく、人間の体や細胞は老化と再生を繰り返しています。従って、老化を予防し、再生を促すことが病気を防ぎます。特にビタミンが有効なのは、活性酸素の働きを抑える点です。活性酸素は細胞を酸化させ、血管の病気を引き起こします。キウイに含まれるビタミンCとEはこの酸化を防ぐことで、体全体にいい影響を与えます。高血糖は血管にダメージを与えるので、それを防ぐ意味でも効果は高いです。

老化と血糖値

老化によって体の機能が低下すると、糖分の吸収能力が落ちます。従って、ビタミンCやEを積極的に取ることで、機能の低下を防ぎ、血糖値を安定させることができます。また、キウイはフルーツであり、皮以外はすべて食べることができ、食物繊維をたくさん摂取することができます。食物繊維は小腸での糖の吸収を穏やかにする効果があり、血糖値の改善に効果があります。このように、直接的にも血糖値を下げる効果を持っています。

他にも、キウイは便秘の改善効果も持っています。特に水溶性の食物繊維が効果的で、便の大きさを増やします。これによって腸の内部が刺激を受け、排便能力を増進させます。老廃物の排出が増えることで便秘が解消されるのです。便秘も血糖値とは関係があり、糖の消化吸収が効率良く行われることで、血糖値を安定させます。キウイの摂取は、そのまま食べるのが一番です。また、他の食品との相性もいいです。ヨーグルトに混ぜてもいいですし、肉料理に添えればタンパク質の消化を促してくれます。簡単に入手でき、保存もある程度効くので、気がついた時に食べるようにすれば効果が得られるでしょう。