糖尿病と判定される血糖値の基準値
糖尿病の基準値
血糖値の基本として、高血糖によって起こる糖尿病のことを知っておくと役立ちます。糖尿病には、血糖値の基準値があります。糖尿病はいろいろな検査を行って、ようやく判明するものというイメージがありますが、実は血糖値による明確な基準が設けられています。例えば、世界準値では、空腹時血糖値が126以上、食後血糖値が200以上というのが、糖尿病の判定基準になります。この基準については、一度でも超えたことがあるならば、その時点で糖尿病ということになります。ですから、仮に測定した前日に暴飲暴食をしていたとしても、糖尿病であると判断されます。いろいろな要因を考慮した上で、この値を超えてはいけないと決まっているのです。
一方で、正常な血糖値も知っておく必要があります。それは空腹時血糖値で110未満です。この数値もまたかなりシビアなものであり、これを少しでも超えれば高血糖と判断され、改善のための治療や生活習慣の改善が必要になります。数値が決まっており、その数値に厳密に従う必要があるのです。
糖尿病は合併症が怖い
糖尿病についての一般認識として、一度発症すると治らないと言うものがあります。全く治らないというわけではありませんが、概ね正しい認識です。そして、発症してからすべきことは、薬などを使っての人為的な血糖値のコントロールです。糖尿病は血糖値のコントロール機能が失われる病気なので、健康な人と違って、意識的にコントロールする必要があるのです。糖尿病が怖いのは、それによって引き起こされる合併症です。ただし、合併症は血糖値をしっかりコントロールしていれば防ぐことができます。
合併症としては、失明、人工透析が必要な腎臓障害、神経障害など重篤なものが多いです。あくまで予防することが最優先であり、仮に発症した場合は如何にして血糖値をコントロールするかが大切です。あくまで高血糖で糖尿病では無いと言って安心せず、血糖値が少しでも高くなったら生活面全般を改善し、それ以上症状が悪化しないようにと努めましょう。

2014/02/26 | 血糖値の基本
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