血糖値とヘモグロビン
血糖値とヘモグロビンの関係
血糖値の基本となる指標として、血液検査の際に使用される「HbA1c」という数値があります。これは「ヘモグロビンエイワンシー」と呼び、高血糖や糖尿病との関連性が強い数値です。この数値を利用して、高血糖や糖尿病の基準値も設けられています。検査の際に目にすることもあるので、その数値の意味を覚えておくといいです。
高血糖の状態が継続すると、血液中のブドウ糖が、血液の成分である赤血球、その構成要素であるヘモグロビンと結合します。その結果生まれるのが「HbA1c」です。つまり、この数値が高くなれば、それだけ血液中の糖分が多いことを意味するのです。肝心の基準値については、7%未満、中には6.5%未満が上限値となっています。これを超えると高血糖や糖尿病と診断されることになります。数値については、ヘモグロビンと関係のないものもあります。例えば空腹時血糖値、食後血糖値があります。これは血液中の糖分の量を直接示したものです。それぞれ基準となる数値があり、空腹時血糖値は126未満、食後血糖値は200未満となっています。これを超えると糖尿病と診断されます。
血糖値とHbA1cについて
血液検査の結果では、血糖値とHbA1cの両方の数値が示されます。この場合、例えば血糖値は基準値以内であっても、HbA1cが基準値を超えるということもあります。この場合、どちらの数値を重視するかが問題になります。どちらかの数値が基準値を超えただけで問題となる場合もあれば、血糖値よりもHbA1cの数値を重視する場合もあります。ここは医師の判断となります。血糖値について話すと、食事による数値の変動が高いという欠点を持っています。これに対してHbA1cはほとんど影響がないと言われています。
いずれにしても、両方の数値を使用して、どちらも基準値未満に抑えることが大切です。どちらか一方だけでも基準値に近い値が出た場合は、すぐにでも対処を行いましょう。医師によるアドバイスや処方に加えて、食事、運動、睡眠について改善するのが基本です。

2014/05/15 | 血糖値の基本
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