血糖値のコントロール
血糖値は変動が激しい
血糖値は基本的に、常に変動しています。極端な上下を繰り返すことはないですが、食事をしていない時でも微妙な数値の変化は常に起こっています。例えば、前の日と同じ食事を取り、同じ生活をしていても血糖値は変化します。当然ですが、食事内容は毎日変わりますし、生活の仕方も毎日同じではありません。ですから、血糖値はその日によって間違いなく違う値を示します。しかしながら、その変動の幅を抑えることはできます。
また、食事による急激な変動を抑えることも可能です。例えば、食後の血糖値の上昇を激しくするのは、消化吸収に優れた炭水化物になります。消化吸収の良いものは健康に良いというイメージがありますが、血糖値は上げやすいのです。具体的な食品をあげれば、食パン、白米、ポテトなどといった食品は血糖値を急激に上昇させます。ただ、これらは主食であり、活動をするためのエネルギー源です。食後にすぐに血糖値が上がれば、そのまま活動を開始できます。きちんと意味があって血糖値が上がっているので、神経質になる必要はありません。
他にも、食後に運動をすると、血糖値の上昇は抑えられます。運動を習慣化している方はむしろ、食後の血糖値がしっかり上がらないと、体にエネルギーが取り込まれず、運動に支障をきたします。朝食も同じで、通勤の際のエネルギーをしっかり蓄えておかないと、体が動きませんし、頭もぼーっとしてしまいます。
血糖値に神経質になりすぎない
最近では食後の血糖上昇に過度な注目が集まっていますが、食後の血糖値上昇はある程度は仕方ありません。コントロールも難しく、神経質になってしまうと健康に逆効果です。むしろ、朝食前の空腹時血糖値などに注目して、毎日の値を安定させるほうがいいでしょう。ちなみに、空腹時の危険値は160mg/dl以上で、食後では220mg/dl以上となっています。このような状態が月単位で続くようなら明らかに異常です。血糖値についてはおおまかな数値を頭に入れておき、上限値を超えないようにするのがいいでしょう。

2014/02/23 | 血糖値の基本
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